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ハゲている人に「ハゲ」と言っても怒らない理由

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ハゲている人に「ハゲ」と言っても怒らない理由

ハゲている人に面と向かって「ハゲ」と言ったらどうなるか? おそらく、多くの人は「そりゃ怒るだろう」と思い込んでいるだろう。だが、それは大きな間違いだ。正々堂々とハゲている人は、「ハゲ」なんて言葉で怒ったりはしない。いたって平然、ダメージはゼロだ。

なぜ怒らないのか。なぜダメージはゼロなのか。その答えを一言で表現するならば、とうの昔に「解脱(げだつ)」しているからである。包み隠さず、ヅラも被らず、正々堂々とハゲている人は「解脱者(げだつしゃ)」といっても過言ではない。

・死を覚悟した「侍」といってもよい
ハゲることへの恐怖心、ハゲ始めた時の絶望感、何度も「ハゲ」と言われ続けた辛い経験、ハゲを金にしようとする詐欺師のような業者たち、いくら金を使ったとしても「何やってもハゲるときはハゲる」という揺るぎない事実……。

それらのすべてを身をもって知り、すべてを乗り越え、すべての運命を素直に受け入れ、やがて悟りの境地に達した、心のステージが極めて高い「解脱者」なのである。死を覚悟した「侍」といってもよいだろう。

・むしろ「ハゲ」と言った人を哀れむ
そんな解脱者に対し、「ハゲ」といっても無駄である。そんなことは知っているのだ。だからどうした。もしかして、「ハゲ」と言ったら私が腹を立てると思っているのではないか? な、なんという哀れな人であろうか!

……と、むしろ哀れみの目で「ハゲ」と言った人を見つめることだろう。戦闘力53万のフリーザに対し、ヤムチャが単なる「エネルギー弾」を放つようなものだ。何も効かない。解脱者には、どんなハゲ攻撃も通用しない。

・解脱前のハゲ予備軍に「ハゲ」と言ってはいけない
ちなみに、ひとつだけ気をつけて欲しいのは、「解脱していないハゲ」に「ハゲ」と言うと激怒するということ。まだまだ迷いの苦悩の世界に彼らはいる。つまりは「ハゲ予備軍」だ。そんな状態で「ハゲ」と言ったら、そりゃ怒る。

では、どのように「解脱」の状態を見極めるのかというと、ずばり、「堂々としているかどうか」に尽きる。ヅラをかぶっていたり、やたらと帽子をかぶっていたりと、ハゲに対して全力で立ち向かっている人たちは、まだまだ「修行者」なのだ。

・解脱者の中の解脱者(グル)は孫正義さん
一方、解脱者の中でも「グル」(尊師=尊敬すべき人物)のレベルに達している人も数多い。たとえばソフトバンク社長・孫正義さんは、グル中のグルである。発言からしてグルである。孫氏が2013年1月8日にツイートした

「髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである」

は、あまりにも有名なハゲ世界の名言である。涅槃の世界へたどり着いた解脱者のごとき真のハゲは、ハゲていることを気にしていない。むしろ「武器」にさえしてしまう。そしてこう思うのだ。ハゲてよかった。生まれ変わっても、ハゲになりたい、と。

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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オリジナル記事: ハゲている人に「ハゲ」と言っても怒らない理由
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